JACOT コオーディネーション道場 第四回 報告
昨日、5月29日(月)に美唄市体育センターにて、市内の小学生を対象とした「JACOTコオーディネーション道場」の第四回目を開催いたしました。
第四回目ともなった今回は、前回同様「くの字運動」、「Sの字運動」、「ラディアン」といった並行系の能力を鍛えるトレーニングに加え、ボールやフープを使ったトレーニングなどを実践しました。
低学年の部では、前回までのおさらいとして「くの字運動」や「Sの字運動」などをおこなった他、手拍子を合わせる練習や、先生の後ろに一列に並んで先生について走る蛇行走や、足を開いたり閉じたりする動きに合わせて手を横や上にあげたり下げたりする練習を行いました。
その後、ボールを使ったトレーニングへと移りました。自ら放り投げたボールを3点キャッチする練習では、皆しっかりと自分なりに動きを考えて練習していました。また先週の続きとして、同様2人1組になり向かいあって少しずれて並んだ状態から自分の前にボールを投げ、すぐに左へ動いて相手の放り投げたボールを取るという練習では、相手が取りやすいように皆工夫しながら取り組んでいました。
フープを使った練習では、2人1組になってフープを挟んで向かい合わせになり、先生が転がしたフープが倒れるまでに、フープの上と中で何回相手と手をタッチできるか、という練習を行いました。
最後にボール渡しゲームを行いました。一列になってボールを隣の人へと素早く渡して行き、最後の人がボールを掲げて全員座るところまでのタイムを測るもので、2回目のトライで1回目よりも短い時間でできた時にはみんな飛び上がって喜んでおり、盛り上がった形で今回の道場を終えました。
高学年の部では、先週同様「くの字運動」、「Sの字運動」、「ラディアン」などの練習の他、低学年の部と同様、蛇行走や足を開いたり閉じたりする動きに合わせて手を横や上にあげたり下げたりする練習を行い、床に仰向けになった状態から素早く寝返りを打ち立ち上がる練習を行いました。
その後、ボールを使ったトレーニングへと移りました。2人1組になり相手が左右に放り投げたボールを3点キャッチする練習や、先週に引き続き、向かいあって並んだ状態からお互いに右に一歩ずれ、お互いが前に放り投げたボールキャッチする練習などを行いました。
その後フープを使った練習へと移りました。2人1組になってフープを挟んで立ち、先生が転がしたフープが倒れるまでにフープの中と上で何回ボールを渡し合えるか、という練習をしました。初めての練習でしたが皆楽しそうに取り組んでいました。
最後にボール渡しゲームを行いました。これは、全員が指定位置に立ち、ボールを持った人が次の人に渡し、すぐにコーンまで走って待ち、ボールを渡された人はその次の人へとボールを渡して走り、最後に受け取った端の人がコーンの所でボールを高く掲げたら全員座るというゲームで、2回目のトライの方が1回目よりも短い時間でできた時には皆とても盛り上がっていました。
今回の道場では低学年・高学年共に、新しいトレーニングにも楽しそうに取り組んで盛り上がった様子でした。
低学年の部
蛇行走
足を閉じたり開いたりのタイミングで手を上げたり下げたりするトレーニング
寝そべった状態からすぐに立ち上がるトレーニング
向かい合ってのくの字・Sの字トレーニング
ボールを使ったトレーニング
フープを使ったトレーニング
高学年の部
足を開いたり閉じたりに合わせて手を上げたり下げたり
くの字・Sの字・ラディアン
ボールを使ったトレーニング
フープを使ったトレーニング
ボール渡しゲーム