JACOT コオーディネーション道場 第三回 報告
昨日、5月22日(月)に美唄市体育センターにて、市内の小学生を対象とした「JACOTコオーディネーション道場」の第三回を開催いたしました。
第三回となった今回は、前回同様「くの字運動」、「Sの字運動」、「ラディアン」といった並行系の能力を鍛えるトレーニングに加え、ボールを使ったトレーニングなどを実践しました。
低学年の部では、前回までのおさらいとして「くの字運動」、「Sの字運動」、「ラディアン」などをおこなった他、先生に従って手拍子を合わせる練習や、足を伸ばして座ったまま臀部を動かして前後・左右に動く練習などを行いました。
その後、ボールを使ったトレーニングに移りました。自ら放り投げたボールを3点キャッチする練習、自ら放り投げたボールのバウンド直後に膝を曲げて出来るだけ低い位置でキャッチする練習、上に放り投げたボール自らキャッチする前に沢山手を叩く練習などを行いました。皆、自分なりに動きを考えてしっかりと取り組んでいました。
その後、2人1組になり向かいあって並んだ状態からお互いに右に一歩ずれ、そこからボールを自分の前に転がして、すぐに左へ動いて相手の転がしたボールを取る、という練習を行いました。初めての練習でしたので少し苦戦しながらも皆楽しそうに取り組んでいました。
高学年の部では、低学年同様「くの字運動」や手拍子を合わせる練習、足を伸ばして座ったまま動く練習などを行った後、ボールを使ったトレーニングを行いました。
ボールを使ったトレーニングでは、自ら放り投げたボールを3点キャッチする練習では両手と胸、両手と膝、両手と足首、横に一度回ってからキャッチなど、皆工夫して自分のできる動きに挑戦していました。上に放り投げたボールをキャッチする前に何回手を叩けるかという練習では、投げ方や落下位置などをしっかりと考え取り組んでいました。
その後、2人1組になり向かいあって並んだ状態からお互いに右に一歩ずれ、そこからボールを自分の前に放り投げ、すぐに左へ動いて相手の放り投げたボールを取り、今度は自分の前にボールを放り投げるとすぐに右に動いて相手の放り投げたボールを取り、これを繰り返すという練習を行いました。初めての練習でしたが皆すぐに上手くやる方法を見つけ、楽しそうに練習していました。
その後2チームに分かれ、各チーム一列に並びんでボール渡しゲームを行いました。これは、一番端人がボールを持ち、よーいどんの合図で隣の人にボールを渡し、その人がまた隣の人に渡し、というように続けて行き、最後に受け取った端の人がボールを高く掲げ、それが早いチームが勝つというゲームです。各チームとも戦略を練り、それに従ってボール渡しをし、勝敗が決まる度に盛り上がっていました。
低学年・高学年共に、新しいトレーニングにも楽しそうに取り組み、今回の道場もとても賑わいました。皆来週も楽しみな様子で今回の道場を終えることが出来ました。
低学年の部
くの字運動
ラディアン
バウンド後に素早くボールをキャッチしたり、バウンド後に手を上から当ててバウンドの勢いを抑えながら沢山バウンドさせる練習
3点キャッチ(両手と胸の三点で同時にキャッチ)
マルチボールパス
肘と膝を支点にして動くクローリング
高学年の部
足を伸ばして座ったまま、前や後ろ、左や右に動く練習
Sの字運動
ラディアン
バウンド後に手を上から当ててバウンドの勢いを抑えながら沢山バウンドさせる練習
3点キャッチ
マルチボールパス
クローリング
高這い鬼ごっこ(手のひらと足を床につけて動き、鬼から逃げる遊び)
ボール渡しゲーム